今年の冬は寒かったため、桜の開花が遅いような気がしますが、記録的な速さの開花となった昨年より5日遅く、平年よりは5日早い開花となりました。
亥鼻公園の桜の開花は、前日のみぞれ混じりの天気で足踏みをしましたが、ようやく基準木が数輪開花となりました。これから暖かい日が続き、3月末には満開に近い状態となるのではないかと予想されます。
いのはな亭では、名物のいのはな団子、雪ん子他、桜の季節に合った和菓子、抹茶等、用意して皆様のお越しをお待ちしております。
いのはな亭庭園文化講座番外編
千葉城郭保存活用会と歩こう猪鼻城と中世戦国期の千葉
千葉城郭保存活用会との協賛により番外編として、3月6日(日)11時~16時に歴史(お城)好きの方々を対象として、「千葉城郭保存活用会と歩こう猪鼻城と中世戦国期の千葉」を開催した。
11時~13時半まで、いのはな亭での昼食を挟み、平安期の平将門~千葉氏盛衰、猪鼻城を含めた千葉の街の歴史的考察の講義の後、ブラタモリ的に、猪鼻城址から、中世の千葉が彷彿できる旧跡、説明パネルを巡るウォーキングを実施。千葉の街は、鎌倉期~室町期にかけて、今の本町通りと吾妻通りに囲まれた地区を土塁で防御を固めた神社・仏閣が取り囲み要塞化した都市だった。基点となる都川河口には砂洲があり、天然の軍港、街全体が城郭化していたことが目の前に見えるようであった。約3kmを歩き、16時に出発点のいのはな亭に戻る。参加者全員が満足したとのアンケート結果であった。
●千葉氏のルーツと平将門の関係 ●源頼朝を支えた千葉常胤ってどんな人? ●流人頼朝が強大な平家を打ち破った奇跡と幸運 ●頼朝と将門の共通点と相違点 ●なぜ佐倉に将門町が? ●成田山ではなぜ「鬼は外」と云わないの? ●市川團十郎はなぜ成田屋か?
千葉県人としては是非知っておきたいエピソード満載です。
※参加申込は、開催日の一ヵ月前からです。
主催:亥鼻公園集会所指定管理者:株式会社 塚原緑地研究所
いのはな亭は中世戦国期の猪鼻城の土塁が残り、千葉市の中世戦国期の歴史と浅からぬつながりを持つ施設といえます。今回、初春の一日を「千葉城郭保存活用会」のスタッフの講座とウォーキングの案内により、いのはな亭周辺の猪鼻城址、その後中世戦国期の千葉市の遺構に関する講座体験見学会を企画しました。猪鼻城は千葉市という都会の中にありながら、戦国期の遺構がよく残る城郭です。また城址周辺には、中世期の遺構なども残ります。この講座とウォーキングでは、千葉市の中世戦国をしっかり説明し、現地をご案内いたします。
この講座体験見学会にはNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にまつわる千葉氏の遺構も見学します。皆様是非ご参加ください。
新型コロナウィルスに関する社会的羅患状況から本講座体験見学会は、中止または延期となる場合がございます。
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